ニートの自分が両親から泣かれた話
ニートになって毎日楽しく暮らしていましたが、5年ほど経過して両親に泣かれてしまいました。ニートの現実が辛いです。
ニートの自分が両親から泣かれた話
両親はこれまであまりうるさいことをいわなかったけど、本当はずっと我慢してきたのだと思います。文句もいわずに見守っていればいつか改心して働くようになってくれると思っていたのかもしれません。 でも、そんな都合よくいかないまま5年が過ぎて、父親が年齢的に定年退職を控えることになり感情が溢れだしてしまったのだと思います。 「自分たちはもうすぐ老後だから、お前には立ち直って欲しい」そうやって泣かれましたが、いきなり泣かれてもこちらとしては困るばかりです。
泣く親の姿に怒りがふつふつ湧いた
これまでずっと放置(本人たちは見守りのつもりだったとしても、こちらとしては放置、無関心にみえた)してきたにも関わらず、勝手に自分たちの状況が変化(定年退職)するときになって、いきなり「変われ」といってくる。 それならもっと早く言ってくれよと思わずにはいられず。ふつふつ怒りが湧くのを感じました。
学校や社会で傷ついてきた自分を褒めてはくれなかったくせにと悲しくなった
これまで学校でもいじめられたり、会社でも人とのコミュニケーションが苦手で苦しんだりしてきたけど、「苦しい」といっても「頑張れ」というばかりで褒めてもらえなかった。 泣く両親をみたときに、そんなことを今更思い出して悲しくなりました。 自分はもしかしたら両親に「偉いね」って言って欲しかったのかも、「頑張っているね、すごいよ」って言って欲しかったのかも。 父母に対してさえ上手くコミュニケーションを取れていないのに、社会でなんてやっていけるわけがないだろうと思ったのです。本当に苦しくて、心がズタズタでした。泣かれてもどうしようもないし。
頑張りたいときもあったが他人が怖く他人にあまり関わりたくなかった。
他人はわけがわからないし、怖いし、自分より格下だからとかストレス発散したいからとか、そういうくだらない理由で平気で人を傷つけてるやつもたくさんいる。 他人は本当に怖くて、父母でさえ自分を理解してくれないのに、本当に怖くて。
人生はこれから先も続くと想像しなければいけないことを悟った。
本当は逃げ出したい気持ちがあります。 ずっとニートでいたいし、ずっと家にいたい。 でも、人生はこれから先も続き、自分はこのままでいるつもりでも父や母といった周りの環境は自分を置いて勝手に変わっていくのだと思います。時間は前にしか進まないのです。 今まで目をつむってきたことを悟り、今、再び就活をしようと考えるようになっています。まずは散歩から。外に出始めました。両親への怒りはあるけど、しばらく頑張るべきだとは感じ始めています。